【万国旗】アフリカの国々の国旗の意味とは？【南部アフリカ諸国編】

【万国旗】様々な国の国旗がはためいているとなんだかワクワクしますよね！それぞれの国の旗、ナショナルフラッグ　それぞれの国旗が持つ意味とは？【南部アフリカ諸国編】この記事ではアフリカ大陸の南部アフリカ地域に属する国々の国旗について解説しています。

こちらのページでは下記のアフリカの国々の中からアフリカ南部地域に位置する国々の国旗ついて記載しています。その他の地域の国旗に関してはリンクをクリックし、それぞれのページをご覧ください。

アフリカ地域にある国々（国連加盟国）
南部アフリカ諸国の国旗の意味とは？
他の地域の国旗へのリンク

アフリカ地域にある国々（国連加盟国）

こちらのページでは下記、アフリカ地域にある国々の中からアフリカ南部に属する国の国旗について記載しております。他の地域の国旗関してはページ下部のリンクからそれぞれのページをご覧ください。

独立した主権国家として国連に加盟しているアフリカの国々

西アフリカ	ガーナ	北アフリカ	アルジェリア	南部アフリカ	アンゴラ	中部アフリカ	ガボン
	カーボベルデ		エジプト		エスワティニ		カメルーン
	ガンビア		スーダン		コモロ		コンゴ共和国
	ギニア		モロッコ		ザンビア		コンゴ民主共和国
	ギニアビサウ		チュニジア		ジンバブエ		サントメ・プリンシペ
	コートジボワール		リビア		ナミビア		赤道ギニア
	シエラレオネ	東アフリカ	ウガンダ		ボツワナ		チャド
	セネガル		ケニア		マダガスカル		中央アフリカ共和国
	トーゴ		エチオピア		マラウイ		ブルンジ
	ナイジェリア		エリトリア		南アフリカ共和国		ルワンダ
	ニジェール		ジブチ		モザンビーク	海外領土	セントヘレナ、イギリス領インド洋地域、アセンションおよびトリスタンダクーニャ、フランス領南方・南極地域、マヨット、レユニオン
	ブルキナファソ		セーシェル		モーリシャス
	ベナン		ソマリア		レソト
	マリ		南スーダン	その他	西サハラ（サハラ・アラブ民主共和国）
	モーリタニア		タンザニア
	リベリア

アフリカ地域にある海外領土は国連に加盟していない（できない）（非加盟国）である。
西サハラに関しては亡命政府の名称は「サハラ・アラブ民主共和国」であり、事実上独立し事実上の国家だが、
非自治地域・係争地であり、モロッコによって実効支配（不法占拠）している状態欧米や日本などの先進諸国はモロッコとの関係上からサハラ・アラブ民主共和国を国家としては承認しておらず、また同国は国際連合にも加盟できていない。

南部アフリカ諸国の国旗の意味とは？

アンゴラの国旗の意味とは？

日本語で通称アンゴラ　英語でAngola の正式名称は

República de Angola（ポルトガル語）
アンゴラ共和国

アンゴラの国旗

アンゴラ国旗の意味は？
上が赤、下が黒の等しい幅の水平の帯と中央部には黄色でマチェット鎌と歯車が交差するエンブレム半円ギア（歯車）の内側に星が配される。

このエンブレムの鎌と歯車は「労働者と農民」を表している
赤色は「自由と独立闘争で流された血」
黒色は「アフリカ大陸」を表している。

エスワティニ王国（旧スワジランド）

日本で通称エスティワニは旧スワジランドSwazilandの正式名称は

Umbuso weSwatini （スワジ語）

Kingdom of Eswatini （英語）
エスワティニ王国

エスティワニ（旧スワジランド）の国旗

2018年4月19日より国名がスワジランドからエスティワニに変更した。
エスティワニの国旗は上下に青い帯、中央の赤い帯は幅広、赤と青の間に細い黄色のラインが入り、中央部にはスワジランドの民族の伝統的な盾（Nguni盾）が白黒で描かれ、黄色の槍が２本配されている。

青色は「現在の平和と安定」
 赤色は「過去の戦い」
黄色は「スワジランドの天然資源」
盾と槍の白黒の配色は「白人黒人の平和的共存」
盾と槍のエンブレムは「国の保護と防御」を示している。

コモロの国旗の意味とは？

日本語で通称コモロ（コモロ諸島）英語で　Comorosの正式名称は

Union des Comores（フランス語）

Udzima wa Komori（コモロ語）

الاتحاد القمر（アラビア語）
 コモロ連合

コモロの国旗

コモロの国旗は左側に緑で二等辺三角形の中に白い三日月と４つの星が配され
水平（横）方向に上から黄・白・赤・青の４色の帯で構成される。

 緑色と白い三日月は国の主な宗教である「イスラム教」
 ４本の帯と４つの星はコモロを構成する「４つの島」をあらわしている
 黄色は「ムワリ島」
白色が「マオレ島」 （コモロが領有を主張しているマオレは現在フランス領である）
赤色「ンズワニ島」
青色「ンジャジジャ島」

ザンビアの国旗の意味とは？

日本語で通称ザンビア　英語でZambiaの正式名称は

Republic of Zambia
 ザンビア共和国

ザンビアの国旗

ザンビアの国旗は緑地をベースに右下に赤・黒・オレンジの３色帯を配し、その上部にはザンビアの国鳥であるワシ（フィッシュイーグル）を配している。

緑色は「ザンビアの大自然」
赤色は「独立への苦闘で流された血」
黒色は「ザンビアの国民」
オレンジ色は「国の天然資源（鉱物資源•銅）」 
国鳥のフィッシュイーグルは「国家の問題を乗り越える国民の力」をそれぞれ象徴している

ジンバブエの国旗の意味とは？

日本語で通称ジンバブエ　英語でZimbabweの正式名称は

Republic of Zimbabwe
 ジンバブエ共和国

ジンバブエの国旗

ジンバブエの国旗は左側の白い二等辺三角形の内部に赤い星とグレートジンバブエ鳥が配され、水平方向の帯は上から緑・黄・赤そして黒を中心に赤・黄・緑と合計７本の帯で構成される。
シンボルであるグレートジンバブエ鳥は世界遺産登録地である「グレートジンバブエ遺跡」で発掘された彫刻の鳥である。この鳥は「国家の歴史・統合と栄光」を象徴している。

鳥の背景にある赤い星は「自由と平和を勝ち取った独立闘争」
緑色は「ジンバブエの農業と自然」
黄色は「国の天然資源」
赤色は「独立への闘争によって流された地」
黒色は「アフリカの先住民の伝統と民族」
白色は「平和」をそれぞれ象徴している
（ 赤い星は社会主義の象徴とも考えられている）

ナミビアの国旗の意味とは？

日本語で通称ナミビア　英語でNamibiaの正式名称は ９つの公用語で

Republic of Namibia（英語）

Republiek van Namibië (アフリカーンス語)

Namibiab Republiki dib (ナマ語)

Republik Namibia (ドイツ語)

Republika yaNamibia (ヘレロ語)

Orepublika yaNamibia (クワニャマ語)

Republika zaNamibia（クワンガリ語）

Repaboleki ya Namibia (ツワナ語)

Namibia ye Lukuluhile (ロジ語)
ナミビア共和国

ナミビアの国旗

ナミビアの国旗は白い縁取りの赤い帯が斜めに入り、左上部に青い直角三角形とその中に、太陽が配され、右下には緑色の直角三角形で構成されている。

 赤色は「ナミビアで最も重要な資源であるナミビアの人々」
 白色は「平和と団結」
緑色は「ナミビアの植生と農業資源」
青色は「ナミビアの澄んだ空と海（大西洋）貴重な水資源と雨」を表している。
 青・赤・緑の三色はナミビア国民の主要民族オバンポ族の伝統色である。

ボツワナの国旗の意味とは？

日本語で通称ボツワナ　英語でBotswanaの正式名称は

Lefatshe la Botswana（ツワナ語）

Republic of Botswana（英語）
 ボツワナ共和国

ボツワナの国旗

ボツワナの国旗は水色地をベースに真ん中を水平方向に白い縁取りの黒い帯が配されている。

 水色は「貴重な水資源（特に雨）」「雨よ降れ」というボツワナのモットーを暗示している。
 白黒の帯は白人・黒人などボツワナに住むさまざまな人々の「人種の調和と融合」
「人種的多様性」と「ボツワナを代表する動物であるシマウマ」を表している

マダガスカルの国旗の意味とは？

日本語でマダガスカル　英語でMadagascar の正式名称は

Repoblikan’i Madagasikara（マダガスカル語）

République de Madagascar（フランス語）
マダガスカル共和国

マダガスカルの国旗

マダガスカルの国旗は左側に垂直（縦）方向に白い帯、水平（横）方向に上部が赤・下が緑の帯が配される。

赤色と白色は「メリナ王国」 
緑色は「反フランス・独立運動において重要な役割を果たした代表的な民族であるホバ族」
を象徴している。この三色で「自由・愛国・進歩」をあらわすという説もある。

マラウイの国旗の意味とは？

日本語で通称マラウイ　英語でMalawi の正式名称は

Dziko la Malaŵi （チェワ語）

Republic of Malawi （英語）

マラウイ共和国

マラウイの国旗

マラウイの国旗は水平（横）方向の帯で上から黒・赤・緑の３色と
上部の黒い帯の中央に赤い半円の太陽が配されている。

 太陽は「アフリカ大陸の希望と自由の夜明けである日の出」
黒色は「アフリカの国民」
赤色は「独立のための闘争によって流された血」
緑色は「マラウイの自然」を象徴している。
 太陽が発する光は31本の線によって表現されるのは
「マラウイがアフリカで独立した31番目の国である」ことを表している。

南アフリカの国旗の意味とは？

日本語で通称南アフリカ南ア（なんあ）の正式名称は
South Africa 
南アフリカ共和国

南アフリカの国旗

南アフリカの国旗は南アフリカの象徴とも言える人物ネルソン・マンデラ元大統領の言葉である
「レインボーネーション」から南アフリカ国旗を「レインボーフラッグ」と呼ぶこともある。
 黒・黄・緑・白・赤・青の６色で構成される。
公式には各色が象徴する意味はないとされているが、
非公式には 黒・黄・赤はアフリカ的な色であり、赤・白・青は旧宗主国であった英国・オランダ国旗に使用されている色である。

 黒色は「南アフリカに住む黒人とアフリカの他の国々との繋がり」 
黄色は「南アフリカの天然資源（特に金）」
緑色は「南アフリカの自然と農業」
白色は「南アフリカの白人と平和」
赤色は「過去の対立で流された血」
青色は「空と二つの海（インド洋と大西洋）」をあわらしていると言われている。
 VまたはY字型は「南アフリカ社会にあるさまざまな要素が融合して
一本の道に繋がって進んで行く」ことを象徴している。

モザンビークの国旗の意味とは？

日本語で通称モザンビーク　英語でMozambiqueの正式名称は

República de Moçambique（ポルトガル語）
モザンビーク共和国

モザンビークの国旗

モザンビークの国旗は左側に赤の二等辺三角形の中に黄色の星、その上に、開いた書物、さらに銃剣（ライフル）と鍬（くわ）の紋章が描かれ、水平（横）方向の帯は上から緑・白い縁どりの黒い帯、下部には黄の帯で構成されている。

緑色は「モザンビークの国土の肥沃さ」
白色は「平和」
黒色は「アフリカ大陸」
黄色は「豊かな鉱物資源」
赤色は「独立までの苦闘」
黄色い星は「マルクス主義の星であり社会主義と国際主義」
開いた本は「教育の重要性」
鍬は「農業と農民」
ライフル銃剣は「防衛と警戒」ピストルはカラシニコフ小銃AK-47であり「独立闘争」を象徴している。

 銃器を国旗に配する国連加盟国はモザンビークの他にグアテマラとハイチの3カ国だけである。

グアテマラの国旗

ハイチの国旗

モーリシャスの国旗の意味とは？

日本語で通称モーリシャス　英語でMauritius の正式名称は

Republic of Mauritius（英語）

République de Maurice（フランス語）

Republik Moris （モーリシャス・クレオール語）
モーリシャス共和国

モーリシャスの国旗

モーリシャスの国旗は水平（横）方向の４色旗で上から赤・青・黄・緑の配色である。

 赤色は「自由と独立のための闘争」
青色は「インド洋」
黄色は「独立によって得た新たなる光」
緑色は「年間を通した国の農業」をそれぞれ象徴している。

レソトの国旗の意味とは？

日本語で通称レソト　英語でLesotho の正式名称は

Mmuso wa Lesotho（ソト語）

Kingdom of Lesotho
レソト王国

レソトの国旗

レソトの国旗は水平（横）方向の帯で上から青・白・緑が配色され、真ん中の白は幅広の帯でその中央部分には黒いモコトロというバソトの帽子がデザインされている。

青色は「空または雨」
白色は「平和」
緑色は「繁栄」を象徴している。

モコロトの帽子出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

他の地域の国旗へのリンク